賢明なる投資家を再読しました – 長期投資でのんびり資産運用

賢明なる投資家を再読しました

株式投資のバイブルともいわれる新賢明なる投資家を再び読み直しました。

個別株投資をする人は一度は読んでおいた方がよい本だと思います。投資の神様といわれるバフェットもボロボロになるまで何度も読んでいるそうですしね。

特に第8章と第20章はオススメです。私が持っているのは改訂版で、ジャーナリストであるジェイソン・ツバイクによる注解もありますので読みやすいです。

生涯を通じて投資で成功するためには、知能指数がずば抜けて高い必要もなければ、人並み外れた洞察力を持つことも、内部情報に通じている必要もありません。必要なのは、意思決定のための適切かつ知的なフレームワークと、それを働かせないような力から感情を一定に保つことができる能力です。本書は適切なフレームワークを、わかりやすい形で正確に示してくれます。感情は規律でコントロールする必要があります。

新賢明なる投資家 序文-ウォーレン・バフェット

この本に書いてあることをしっかりと身に付けておけば投資で大失敗することはないと思います。

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投資と投機を区別すること

投資をする目的といえば利益を得ることだと思うのだけど、投資と投機は区別する必要があって、投機する場合は限られた資金(リスクにさらす金額の上限を決める)内で通常の投資方針とは分けてやる必要があるのです。

グレアムによれば投資とは詳細な分析に基づいたもので、元本の安全性を守りつつも適正な利益を得られるような行動をとることで、それ以外は投機なのだということです。

適当な思いつきや他の投資家が買っているからとか、株価が上っているという理由だけでよく調べもせずに株式を購入するのは投機だということですね。

投資家と投機家の違い

投機家の最大の関心事は株価の変動を予測して行動することによって利益を得ることだけど、投資家は適切な証券を適切な価格で取得して保有すること。

私の場合、株価が上りそうだなというだけでよく調べもせずに安易に購入してしまうことがあるのだけど、反省しなければいけないですね。そういった安易な投資でたまたま上手くいくこともあるので性質が悪いです。

短期売買で利益を上げ続けることができる人もいるのだろうけれど、私にはそんな才能はないし、こういった取引を続けているといつかは致命的な失敗をしてしまいそうなので、安易な投資はやらないようには気を付けています。

投資家が株を買うタイミング

株価が安くなるまで何年でも待ちますか?投資するタイミングについて書かれているのですが、一般的な価値基準に照らして株価が高すぎる場合を除いては、株式を買い付けるのが賢明だとのこと。

その理由としては安値水準が到来するまで待っていると、長期間待たなければいけない可能性があり、その期間で受け取れたはずの配当金を失うことになるからです。

大事なのは高すぎる株価では買わないということです。

強気相場の特徴

強気相場にはいくつかの共通した特徴があって、

  1. 歴史的に高い株価水準
  2. 高い株価収益率
  3. 債券利回りとの比較して配当金利回りが低い
  4. 信用取引による投機の増加
  5. 低品質普通株の新規公開件数の増加

の5つが書かれています。

今の株式市場の状況がどれだけ当てはまるのかをしっかりと認識して投資しておくのがよさそうです。

十分な安全域を確保して投資することは重要

投資をする上で大事なことは、大きな安全域を有する企業に投資するということです。

この安全域が大きければ大きいほど、損をすることが少なくなります。なのでグレアムは安全域の大きな企業20社以上に分散投資していれば、通常の経済状況下では、好成績を収められる可能性が非常に高いと言っています。

損をする投資家の行動

損失を出してしまう投資家の特徴としては、相場の天井付近で集中して買い付けを行ったり、収益力が減少するだろうと予想される2流の銘柄を購入する人を挙げています。

ただし、2流の証券であっても価格が十分に安い場合は、投資家が必要な情報と経験を持っていて尚且つ適切な分散投資をするのであれば、その2流の証券であっても健全な投資対象になるとも言っていますから、安全域が十分にある企業に投資をすることの大切さをこれでもか!!というくらいに書かれてあります。

何を買っても騰がるようなイケイケドンドンの相場の時は、高値で投資してしまいそうになりますが、グレアムの言う安全域を確保することを念頭においておくと、このような失敗はしなくて済みます。

熱に浮かされたような活況な株式市場に参加することなく、騰がり続ける株式を冷静に眺めておく期間が続くかもしれないけれど、損を出さないためには仕方ありません。

投資において損失を出さない事はとても重要なのです。

まとめ

この本に関してはもっと書きたいことがたくさんあるのだけど、紹介はこの辺で終わりにしておこうかと思います。

この本は実際に手元において何度も読み返す価値のある本だと思います。

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