インバウンド関連銘柄の株価が好調 – 長期投資でのんびり資産運用

インバウンド関連銘柄の株価が好調

数年前からインバウンドという言葉をよく聞くようになりました。

インバウンドというと、訪日外国人旅行とか訪日外国人観光客という意味で使われています。

インバウンド(Inbound)とは、外国人が訪れてくる旅行のこと。 日本へのインバウンドを訪日外国人旅行または訪日旅行という。

引用元:JTB総合研究所

2年ほど前だったでしょうか、テーマ投資でいわゆるインバウンド銘柄、例えばラオックスとかは取引が活況でした。

今は以前と比べて、投資に関してはインバウンド関連の株がもてはやされているという感じはしなくなった気もするけれども、訪日外国人観光客は増え続けているのです。

いろいろとトラブルも多いようですが、民泊というのも流行ってますよね。

そして、ひそかにインバウンド関連の企業業績もよいところが多く、株価も順調なところが多いです。

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インバウンド(訪日外国人観光客)関連の消費額は増加

今は2年ほど前に比べて、インバウンド銘柄が脚光を浴びているような感じではないですが、インバウンド統計を見てみると、訪日外国人観光客数も増えているし、旅行支出も増え続けているのです。

インバウンドについての統計は、観光庁の発表データを用いています。

訪日外国人観光客数と消費額の推移

インバウンド消費額と旅行者数

旅行消費額については、2015年の第3四半期に1回目のピークを迎えたあとは減少傾向にありましたが、2017年に入ってからは右肩上がりです。

旅行者数に関しては、ほぼ右肩上がりで増えています。

訪日外国人観光客一人当たりの消費支出の推移

訪日外国人一人当たりの旅行支出の推移

2年前のH27年と比べると、一人当たりの消費支出額は減っているのですが、旅行者数は増えているので、全体では増加しているということ。

訪日外国人観光客はお金を何に使っているのか?

訪日外国人観光客は日本へ来て、何にお金を使っているのでしょうか?

H29年の7~9月期のデータによると表のようになっています。

費目 金額 割合
1位 買い物 4204億円 34.2%
2位 宿泊 3655億円 29.7%
3位 飲食 2591億円 21.1%
4位 交通費 1379億円 11.2%
5位 娯楽サービス 412億円 3.3%
6位 その他 64億円 0.5%

インバウンド動向調査では、買い物にお金を使う外国人が多く、次はホテルなどの宿泊費用という結果になりました。

今は、どこへ行っても大抵は外国人観光客はいますからね。

夏休みには世界文化遺産に登録されている広島の原爆ドームや厳島神社、白川郷へ行ってきましたが、どこも外国人観光客は多数いました。

近所のドラッグストアでもインバウンド用に目立つように免税の表記がされていますけど、こんなところにまで観光客が来るのだろうかと思ってしまいます。

インバウンドにより恩恵を受けている企業

インバウンド関連にはいろいろとあると思いますが、ぱっと思いつくのが、ドラッグストアなどの小売業やホテル運営企業、化粧品関連企業です。

ドラッグストア関連の株

ドラッグストア株価推移2017

【青線】ココカラファイン
【赤線】薬王堂
【緑線】ゲンキー
【黄線】マツモトキヨシ
【黒線】TOPIX

どうでしょうか?
ここに掲載した企業の株価はどれもTOPIXを大幅に上回るリターンをあげています。

化粧品関連の株

次は最近特に好調だと感じられる化粧品メーカーの株価推移です。

化粧品関連チャート2017

【青線】コーセー
【赤線】ポーラ・オルビスHD
【緑線】シーボン
【黄線】資生堂
【黒線】TOPIX

シーボンは、コーセーやポーラ・オルビスHD、資生堂の3社と比べて見劣りしますけど、それでもTOPIXよりはかなり高いリターンです。

先ほどのドラックストアよりも化粧品関連企業の方が、高いリターンですね。

ホテル運営関連の株

宿泊施設の運営をしている企業の株価推移を見てみましょう。

ホテル関連チャート2017

【青線】アメイズ
【赤線】共立メンテナンス
【緑線】グリーンズ
【黄線】星野リゾート(REIT)
【黒線】TOPIX

この中では星野リゾートのみがREITとなっています。

意外にもホテル事業を運営している企業の株価推移はアメイズを除いて低迷していますね。

今年はREITは全体的に売り込まれていたので、星野リゾートのリターンが低いのは仕方ないのかもしれません。一度は星野リゾートの運営するホテルに泊まってみたいなぁ。

インバウンドが追い風となり工場を新設する企業

日経の記事によると、インバウンドが追い風となって工場を新設する企業が増加しているそうです。

資生堂、ネスレジャパン、カルビー、ダイドーGH、東レ、王子HD、三菱製紙、ゼリア新薬の名前が出てきていました。

資生堂はスキンケア製品が訪日外国人観光客に人気のようですし、ネスレジャパンはキットカットの工場の新設、東レはおむつ用の不織布、カルビーは中国人に人気のフルグラ、ゼリア新薬は訪日客にも人気の健康飲料ヘパリーゼ、ダイドーGHは訪日外国人に人気の美容ドリンクや栄養ドリンクの製造工場です。

まとめ

日本企業もインバウンドの恩恵を受けてます。

日本は諸外国と比べても、接客などのおもてなしの精神は素晴らしいですし、今後も訪日外国人観光客が増えて、日本の良さを知ってもらいたいです。

テーマに沿った投資というものをやらないのだけど、たまにはこうやって調べてみるのも面白いですね。

投資の参考になれば幸いです。

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