株式投資は優良企業への長期投資が基本。銘柄選びのポイント – 長期投資でのんびり資産運用

株式投資は優良企業への長期投資が基本。銘柄選びのポイント

株式投資で利益をあげる方法はひとつではありません。

デイトレやオプション取引、スイング投資など本当にさまざまで、どの投資法が正しくてどの投資法が間違っているなんていうものはないと思うし。

正直なところ、利益をあげることができるのであればどんな投資法でも正しいと思ってます。

大切なのは自分に合った投資法を見つけて実践すること。

株式投資で最高なのは、買い付けた直後からどんどん株価が騰がり、短期間で目標とする株価にまで到達することでしょうか。だけど、そんな幸運なことは長くは続かない。

投資は忍耐力が必要なほど、苦しい(大袈裟かな?)期間の方が多いものだという認識があるのだけど、どうだろう??

アベノミクスのお陰で、比較的簡単に利益をあげることができる状態であるけれども、本格的な下げ相場に突入すると、何年もの間、株価は低迷するでしょうね。

その時に銘柄選びも含めて、どうやって投資していけばいいのかについて、自分の考えをまとめてみたいと思います。

スポンサーリンク

株式投資で大きな利益をあげる基本は長期投資

私が12年ほどの投資歴の中で自分にとって比較的大きな利益をあげることができた投資について振り返ってみると、投資期間はやはり長いものが多いです。

テンバガー(10倍株)になったものは、最長で8年ほどかかっていますし。

関連記事 テンバガー(10倍株)達成の経験は自信になる

テンバガーについては、リーマンショック後の株価が低迷している時に買い付けて長期間保有していたら、気づけば10倍になっていたというだけのことです。単なる幸運。

あの頃は不当に低い株価が付けられていたので、長期間保有していれば10倍になった銘柄は数多くあるのだと思います。でも普通は長期間同じ銘柄を持ち続けるというのは、なかなかできないのでしょうね。

それなりに評価されている今の株式市場でテンバガーになる株を見つけることは私にはできません!!

10倍株ゲットのポイントは株式市場が低迷して低すぎる株価がついてしまっている企業に投資して長期間保有する事です。

長期投資でも報われないこともある

大きな利益を得るための秘訣が長期投資だとしても、選ぶ銘柄を間違えると報われないこともあります。

2006年頃に投資を開始した、とある企業があります。ちなみにこの企業は今も継続して保有しています。

この企業はいわゆるストック型のビジネスを展開しており、業績は非常に安定しています。

だからリーマンショックが発生した年も赤字を垂れ流すといったことは皆無でした。

毎年、堅実に利益を重ねていく企業です。だから良くも悪くも株価は安定している。

だけど利益成長はほとんどしない企業。

さすがにリーマンショック時は投資開始した後に、一時的には半値近くまで下落したこともあったけれども、すぐさま回復していきましたし、不況期であっても事業は安定しているので保有していることに不安は全くありませんでした。

10年間保有して年率7.2%の投資

この安定した企業への投資は利益は出ているけれども、私的にはどちらかというと失敗の部類に入ります。

だって10年もの間、保有しているにも関わらず株価は2倍にもなっていませんから。

その間に受け取った配当金を合わせると2倍くらいになりますけどね。

配当込みで考えると、年率7.2%ほどでしょうか。

年率7.2%だと十分じゃないかと思う人もいるかもしれないけれど、せっかくキャピタルゲイン狙いで個別株投資しているのに、これくらいの利回りしか得られないのは不満に思います。

しかもリーマンショックを挟んでいるので、もっとリターンが出ても良いはずです。

失敗した原因について考える

投資で失敗するのは悪いことではありません。

その敗因を突き止め、次の投資に活かすことができればよいのですから!何事も前向きに考えないとやってられません。

どうして10年間も保有しているのに株価が2倍にもならないのか?について考えてみると、ほとんど成長しない企業だからだというのが私の出した答え。

株式投資の基本はやはり、成長していく企業に投資して時間とともに株価も少しずつ騰がっていくことにより利益が膨らんでいくということ。

この少しずつでも成長するという点が、この企業には欠けているのです。

今はこの銘柄に関してはキャピタルゲイン狙いではなく、配当株として保有しています。ストック型のビジネスなので配当利回りはそこそこ良いです。

また、いざとなったときの換金用銘柄でもあります(笑)

Economic moat(経済的な堀)を有する企業への投資が成功の鍵

バフェットやチャーリー・マンガーなどの成功している投資家の投資法を見てみると、エコノミック・モート、ワイド・モートなど言い方は違うけれども、競争優位性のある優良企業への長期投資を実践していることがわかります。

やはり投資の王道は、経済的な堀を有する成長し続ける優良企業への長期投資なのです。

経済的な堀のある企業については、過去に記事にしてありますので読んでみてください。

関連記事 長期保有するにふさわしい企業の4つの基準

関連記事 経済的な堀(競争における優位性)を持つ企業

関連記事 投資家から見た良い会社の条件とは?

また、どうせなら複数のエコノミック・モートを有する企業へ投資したいという方にはETFがおすすめです。

関連記事 wide moat(経済的な優位性)を持つ企業のETF

Economic moat(経済的な堀)の特性

バフェットは株主への手紙の中で投資先の基準について4つのこと挙げています。

  • 自分が理解できる企業
  • 有能で株主を大切にする信頼できる経営者によって運営されている企業
  • 長期的に好業績が見込めるビジネス
  • 妥当な価格で購入する(素晴らしい企業を相応の価格で買う事)

上記の4つは投資をする上で大切だということはわかります。

では、長期的に好業績が見込めるビジネスってどんなビジネスでしょうか。

モーニングスターはエコノミックモートについて4つの特性を挙げています。

  • 無形資産(ブランド力)があること
  • 規模の優位性(コストの優位性)があること
  • スイッチングコストがかかるため、乗り換えにくい
  • ネットワーク効果があること

そして、この4つの特性それぞれにおいてwide moat(幅広い堀)、narrow moat(狭い堀)、no moat(堀はない)に分類してあります。

無形資産 コストの優位性 スイッチングコスト ネットワーク効果
wide moat Coca-Cola UPS Oracle
Chicago Mercantile
Exchange
narrow moat Dr Pepper Snapple FedEx Salesforce.com NYSE Euronext
no moat Cott Corporation Con-way TIBCO
Knight Capital
Group

オラクルのデータベースのスイッチングコスト(乗り換えコスト)の高さは有名ですよね。

データベースを他社のものに移行するには、単に価格が安いというだけでは乗り換える気がしない。うまく移行できなければ業務遂行に差し障りますから。

この4つの特性に関しては、千年投資の公理 (ウィザードブックシリーズ)に詳しく書かれてありますので、興味のある人は読んでみてはいかがでしょうか。

とある新商品が開発され、一時的に大流行することってありますよね?

どこへ行っても売り切れて手に入らない、プレミアがついてオークションなどで高値で取引されているなどという商品が今までにも幾度となくありました。

そういった商品を開発した企業は一時的には爆発的な利益を得ますが、その商品に永続性はありません。飽きられたら終わり。

もしくは永続性のあるような素晴らしい製品だった場合は、ボロ儲けしているのを知った同業他社が参入してきますから、競争は激しくなります。

そうなると継続した利益を上げることができなくなります。だからこういった企業は経済的な堀は持ってないといえる。

エコノミック・モートやワイド・モート(経済的な堀)といえるものは、競合他社を寄せ付けない圧倒的な何かが必要なのです。

例えば、ブランド力や特許などの無形資産があれば他社は真似したくても真似できません。

でも特許はいつまでも有効ではなく、期限はありますし、ブランド力も衰えてくることもありますから永遠に安泰というわけではないですけども。

千年投資の公理にも、このように書かれています。

ブランドに基づく経済的な堀は、ブランドがそれまでの輝きを失ったとき、価格にプレミアムを上乗せできなくなるという大きな危険をはらんでいる。

出典元:千年投資の公理 (ウィザードブックシリーズ)

価格決定力があり、消費者独占企業といわれているような企業はほんの一握りしかないのです。

バフェットやチャーリー・マンガーがよく例を出すのが、少しぐらい高くても買ってしまう商品を取り扱っているコカ・コーラやチューインガムのリグレー。これらは堀のある企業なのです。

Economic moat(経済的な堀)を有する企業のリストを作ろう

株式市場が低迷して、株価が企業価値に対して割安に放置されている時にすぐさま買い付けられるように日頃から準備しておくのがおすすめです。

バフェットの2016年の株主への手紙の中でも、『10年ごとに経済を暗い雲が覆う時があり、そんな時は簡単にお金を吹き飛ばしてしまいますけど、そういうときにバフェットやチャーリーは精神的にも財政的にも迅速に動けるように準備している』と書かれてありました。

ワイド・モートを有するかどうかはわからないけれども、いずれは投資したいとウォッチしているのは、

  • ロウズ
  • スターバックス
  • ホーメルフーズ

などです。

他にも保有株でも買い増ししたいけれども、株価が騰がってしまったけれども下がれば買い増ししたい企業もあります。

まとめ

経済的な堀をもった優良企業をみつけることができ、かつ適正価格で投資する事ができれば、企業の成長とともに自分の資産も成長していくことが期待できます。

長期間保有していられる人にとっては、優良企業への長期投資が最適な投資法になるのではないでしょうか。

ゆっくりとお金持ちになりましょう。

スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA