不労所得の作り方と種類について知っておくべきこととは?

 

不労所得というと、何を思い浮かべるでしょうか?

不労所得とは労働の対価としての収入ではなくて、働かなくても得ることのできる収入のことです。

 

夢のような話ですよね。働かなくてもお金が手に入るなんて!!

仕事が好きでたまらない人も一定数はいるので、私みたいに不労所得が欲しい人ばかりではないとは思いますけど。

どんな人であれ、不労所得があればうれしいし、助かりますよね?

 

不労所得というと株式の配当金や投資信託などからの分配金、あるいは不労所得の王道ともいわれる不動産投資からの収入などが思い浮かびます。

だけど、これらの不労所得ってどれもかなりの金額の元手が必要なので簡単に得られる類のものではない。

 

どうしたら生活に不自由しないだけの不労所得を得られるのか?

このブログの永遠のテーマなのですが、不労所得の種類や作り方について考えてみました。

 

不労所得の種類について。どんな方法がある?

 

基本的には、ある程度の元手がなければ生活に困らないだけの不労所得を得るのは無理だと思うのだけれど、たいした元手がなくても稼げる方法って探せばあるのでしょうか。

 

不労所得の種類

不労所得の種類を考えてみると、

  • 株式や投資信託からの配当金や分配金
  • 不動産賃貸業からの不動産収益
  • FXでのスワップポイント
  • 株式や投資信託からの売買益
  • FXでの売買益
  • 特許料や版権
  • ブログやアフィリエイト

などがあるかと思います。

 

でも、不労所得を得る方法のどれを選ぼうが、ある程度は元手が必要です。

唯一の例外が趣味でやるブログやアフィリエイトじゃないでしょうか?

 

株式の配当金や不動産収入による不労所得について

配当金や分配金、不動産収入は1年を通して比較的安定した収入だとは思うけれども、ギリギリ生活ができるレベルでの不労所得を得ようと思うと、投資元本も最低でも数千万円は必要。

以前に計算したのですが、家族持ちだとすると配当金生活するには1億円あっても無理です。

関連記事 配当金生活するにはいくら必要なのか?

 

不動産投資はやったことがないのでよくわからないですが、実質利回りが10%の優良物件を保有していたとしても多額の資金が必要になりそう。ただ、資金はローンが通れば借り入れできるので株式投資の配当金生活よりは元手は少なくて済むかもしれません。

 

株式やFXでの売買益による不労所得

一方で、株式やFXでの売買益(キャピタルゲイン)は不労所得とは言えないのかもしれないけれど、これなら元手は少なくても回転数を多くすれば可能かもしれません。

 

でも、回転数を多くするということは、常に売買しないと行けないので不労所得とは言えず、労働と同じといえるでしょう。

不労所得というのは自分の時間をほとんど奪われることなく、入ってくる収入のことだと思っているので短期売買は不労所得ではないと考えます。

 

それに、デイトレのような頻繁な売買は私には絶対に無理!!これは断言できます。

短期売買で生活できるレベルでの不労所得は得られない。相場に四六時中、張り付いているなんてそもそもできないですからね。やりたくもないし。

短期売買にはある種の才能のようなものが必要な気がするんですけど、どうでしょう?

誰もが成功できるわけではない。限られたごく一部の人しか無理だと思います。

 

長期で保有していて、気が付くとものすごい利益がでていた場合ってあると思うけれども、その場合は不労所得といっていいのではないでしょうか。

だけど、譲渡益は一時的な所得でずっと続くものではないので、生活の柱とすることはできません。

 

特許による報奨金や版権収入による不労所得

あとは特許料や版権収入についてですが、以前の勤務先では特許の報奨金だけで1年間で高級車が一台買えるくらいもらっている人がいると聞いたことがあります。高級車といっても上は数千万円から下は数百万円までと幅広いですけどね。

この報奨金はいつまでも貰えるわけではないけれども、羨ましい話です。

 

特許は出願するまでが結構大変です。弁理士さんの手配もお金がかかりますし。

一度、いろんな製品に搭載されるような基本特許がとれればかなりの収入が見込めますけど、普通の人には無理な話で、投資以上にハードルが高いです。

 

ブログやアフィリエイトなどによる収入

ブログの運営やアフィリエイトサイトの運営による収入は、不労所得というよりは副業収入といった方がしっくりきます。

一度サイトを完成させた後に、ほとんど手をかけることなしに定期的に収入があるのであれば不労所得といえるでしょう。

 

プロブロガーとか、アフィリエイターという職業もあるくらいなので、稼げる人には効率よく稼げる方法なのかもしれません。でも、そうなると不労所得ではなく、完全な労働収入ですよね。

 

 

不労所得が定期的に懐に入ってくる仕組みを作り上げる

 

働かなくても収入を得ようと思うと、お金が定期的に入ってくる仕組みを作らなければいけません。

この仕組作りは本当に難しい。難しいからこそ、やりがいもあるのですが。

関連記事 不労所得を増やすポイントはお金を生む仕組みを作り上げること。

 

投資で不労所得を作る方法

投資で不労所得を得ようと思うと、株式の配当所得だったら個別株式に投資しなければならないし、不動産所得だったら不動産を買って他人に貸し出さなければいけないわけです。

 

株式投資にしろ、不動産投資にしろ、不労所得を得るための仕組みづくりはリスクなども考慮した上で、よく考えて計画的にやる必要があります。

 

一旦、不労所得が得られる仕組みを作り上げてしまえば、あとは定期的な収入を得ながらメンテナンスするだけです。

配当金収入だったら、投資先企業の業績の監視でしょうか。

 

1種類だけの不労所得だと心細いので、違った種類の所得も合ったほうがより安定すると思います。

あくまでも素人考えだけど、需要のある立地条件の良い土地を保有しているなら、駐車場の経営は維持費も少なくて済みそうだし、やりたいなぁなんて思います。

最近では、コインランドリーの経営も人気があるようですね。

 

不労所得を得るにはリスクもある

 

投資関係から収入を得ようと思うと、元本割れするリスクもあるわけです。

利益を得る確率が高い投資法ならあるとは思うけれども、確実な投資法なんてありません。

 

株式投資は儲かるのか?

株式投資の場合も絶対に安心な企業というものはありません。

かつては安定した配当金を支払ってくれることで人気だった東京電力は東日本大震災以降、無配になりました。2011年以降、2017年現在までずっと無配が続いています。

まさか、あの東電が無配になるなんて誰が予想していたでしょうか。

 

何があるかわからないのが、株式投資。

東京電力に全力で投資してそこからの配当金で生活していたような人は無収入になってしまうという恐ろしさ。

だから、ある程度は分散させなければいけないし、銘柄選びは非常に重要です。

 

だけど、上手く銘柄を見つけることができれば大きな利益を得られるのも事実です。

関連記事 テンバガー(10倍株)達成の経験は自信になる

関連記事 2017年もテンバガー(10倍株)ゲット!達成まで6年かかったよ。

 

投資家の間で人気のインデックスファンドの積立投資だって確実に儲かるわけではないですしね。

含み損に耐えなければならないときもやってくるかもしれません。

 

投資雑誌なんかを見てると、確実に儲かる投資法みたいな特集がされていることはありますけど、素人はコロッと騙されそうです。あんなのは嘘です。

安愚楽牧場はマネー雑誌によく広告が掲載されていましたし。実際は自転車操業だったようですね。

金利の高さと牛肉のプレゼントに騙されて出資した個人投資家も多かったようです。

実態がよくわからないものには投資しないことが非常に大切。

 

不動産投資は儲かるのか?

不動産投資だって満室ならば、ローンを賃料で返済しながら利益を積み重ねていくことができるのかもしれないけれど、空室が増えてくるとそうはいかなくなります。

 

手広く不動産投資をしているなら、一つや二つの空室があったとしても他の物件でカバーできるのかもしれないけど、たった一部屋だけのオーナーだったとしたら、空室になってしまうとその間は自己資金でローンの返済をしなければいけないので、自己資金に余裕がない人であればアウトです。

 

そもそも不動産投資は物件を立地や築年数、価格など不動産を見る目を相当養っておかなければ、高利回りの物件を手に入れることは難しそう。

売りたい時に売れないというのもリスクだし。

 

一時はサラリーマンの副業で不動産投資が流行っていたみたいだけど、みんな満足できるだけの利益を得られているのでしょうか?

サラリーマンが片手間で不動産投資で十分な利益を得られる程、簡単なことではないと思うのだけどな。

不動産に詳しくない人はREITで十分じゃないですか?REITの利回りが高い時は特に。

 

また、最近流行りなのが家賃保証を謳い文句としたサブリース契約を締結した不動産投資。

今年の夏の新設住宅着工件数が伸びているのも、主体は相続税対策として賃貸住宅のアパートなどを建てるといった不動産投資なんだそうです。

 

企業側は儲かるでしょうが、投資家は本当に儲かるんでしょうか?

同じような不動産物件が乱立すれば、需要と供給の関係から賃料は下がるでしょうし、空室リスクも高まります。

数年後には賃料保証の額面も下げられる運命にあります。そして企業側の言うとおりの設備投資もしなければいけません。

不動産投資は投資額が大きいため、安易に手掛けるものではないと思うのですが。

まぁ、私には無理ですね。

 

まとめ

 

どの方法にしろ、楽して不労所得を得る方法なんてやはりないのだと思います。

地道な努力の先に不労所得という光が少しずつ見えてくるのだと思う。どんな時も努力は必要だし、努力している人を見ると私も頑張ろうって思える。

 

生活費を全て賄えるだけの不労所得を得るのは、かなり難しいです。

だからこそ、多くの人はそういった生活に憧れを持つのだろうし、私も老後は不労所得(配当金)で生活したいという目標があります。

 

投資で増やすだけでなく、家計管理も含めて日々の地道な努力を積み重ねているつもりです。

目標に一歩でも近づきたいですからね。

 

不労所得を得る方法をいくつか考えてみたけれど、今の私にピッタリと合っているのは株式からの配当金だと思ってます。

関連記事 配当金生活を実現させる近道とは?

 

有難いことに、投資を始めてからの受け取り配当金は少しずつ増えていってます

欲を出して他の方法を試してみるよりは、現時点で上手くいっている配当金を目的とした投資法を継続させていくのが不労所得のでの生活の一番の近道なのかもしれません。

 

[記事公開日]: 2016/08/02
[最終更新日]: 2017/11/28
コメント一覧
  1. マッキー より:

    ももさん、こんにちは。

    私も不動産投資はしていませんが、勉強だけはしています。私の尊敬するロバート·キヨサキ氏が得意な投資手法ですし、子供がそっちに進むかも知れませんしね。ただ、ここは少子高齢化が進行中の日本···。

    ご指摘のように、ディベロッパーと銀行さんに勧められるがままに、相続対策で地主さん達が賃貸アパート·マンションを建築しまくりましたが、賃貸物件の空室率は関東圏でも20%越え、私の住んでいる神奈川県なんて30%越えです。空室と家賃低下で、もう暫くすると賃貸物件のバーゲンセールが始まるかも知れませんね。

    不労所得の仕組み、大切ですよね。不労所得が生活コストを上回ると不思議なことが起きます。上回った分が再投資に回るか再投資用のキャッシュとして手元に残るので、無限ループというかエンドレス自己増殖。ここまで来ると大切なのはお金の増やし方ではなく、支出をコントロールする力やお金に囚われない価値観なんかになってくると思います。

    もも様も、着実に歩まれておられますね。陰ながら勝手に応援させて頂いておりますが、大きなお世話だったらごめんなさい。

    • もも より:

      マッキーさん、こんばんは。
      コメントありがとうございます。

      ロバート·キヨサキさんの著書である”金持ち父さん貧乏父さん”は投資を始める前に読みました。
      あの本を読むと不動産投資したくなりますね。

      不労所得で生活費全てが賄えるようになると、もう最強です。
      マッキーさんが仰るように、お金がお金を生むという何とも有り難いことになります。
      早くその域に達したいです(笑)
      お互い、頑張りましょうね!!

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