2015年調査の金融資産保有状況 – 長期投資でのんびり資産運用

2015年調査の金融資産保有状況

2015年の家計の金融行動に関する世論調査(2人世帯以上)が金融広報中央委員会より発表されました。

調査対象は全国8000世帯(世帯主が20歳以上で2人世帯以上)で、回答率は43.4%の調査です。

家庭の構成については、世帯人数は平均で3.2人、世帯主の平均年齢は57歳と少し偏っている印象はありますが、このような家計の金融行動の調査結果は興味深いものがあります。

中でも金融資産保有額がゼロという世帯も結構な割合であるんですよね。何かあったらどうするんだろうと不思議に思うのだけど、各家庭でそれぞれ事情があるんでしょうね。

私が興味がある部分だけ、詳しく見ていきたいと思います。

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金融資産の状況

個人的に気になるのが各家庭での金融資産の状況です。他人の資産の保有状況なんて興味ない人もいるのだろうけど、私は気になります。

金融資産の保有状況

金融資産の保有額の平均値は1209万円

平均が1200万円となると結構持ってるんだなと思いがちですが、これは一部の富裕層や準富裕層にあたる人達のような高額資産保有世帯が平均を押し上げているだけですのでご安心を。

一番参考になる中央値は400万円です。

調査対象世帯を保有額の少ない順(あるいは多い順)に並べたとき、中位(真ん中)に位置する世帯の金融資産保有額のこと

そして金融資産を保有していない世帯が30.9%もあるとのこと。

想像以上に金融資産無しの世帯が多いです。しかもその割合は年々増えている。

平成27年金融資産非保有世帯の割合

金融資産額別の世帯数

平成27年金融資産保有額の分布

金融資産保有額がゼロという世帯が1072世帯もあるけれど、1億円以上という世帯も41世帯あります。

金融資産保有世帯での保有状況

では金融資産を保有していない世帯を除いた金融資産の保有状況をみてみたいと思います。

平均値は1819万円、中央値は1000万円です。NISAを保有している世帯は全体の5.8%で、その平均値は156万円だそうです。

商品別でみてみると、預貯金が53.2%で投資関連(株式、債券、投資信託)が17.7%、保険関連(生命保険、損害保険、個人年金保険)が25.3%でした。

H27年金融資産の商品別構成割合

NISAを保有している世帯は全体の5.8%と、とても少ないなという印象です。NISAについてはCMでもやっているのでもっと導入している世帯が多いのかと思ったのだけど、案外少なかったです。

アンケートによると、金融商品を選択する際に元本保証があるものを最重要視している世帯が29.3%もありました。

安全性(元本保証)、流動性(預入や引出の自由さ、現金の変換が簡単)、収益性(利回りの良さと将来の値上がり期待)の3つの基準で分けてみると、それぞれの回答割合は下記のようになってます。
  1. 安全性を重視するのが46.1%
  2. 流動性を重視するのが23.1%
  3. 収益性を重視するのが17.6%

安全性を重視する世帯が多いですね。我が家も生活防衛資金と子供の教育資金は安全性を最優先しています。それ以外は、ほぼ投資しています。

とはいっても教育資金用としてセゾン投信も少額だけど積立していて、これは収益性を重視してのこと。大半は個人向け国債と預貯金なのでセゾン投信の投資額が仮に半分になったとしても特に問題ない範囲での保有にしています。

この調査では元本割れの可能性はあっても収益性が高いと見込まれる金融商品を保有しようと思わない世帯が全体の80.2%もあって驚きます。元本割れするような投資商品は保有しない人が多いですね。一方で一部は保有しようと思っている世帯も16.4%はいます。

個人的には金融資産を100%預貯金にしておく方が色々な意味で危険だと思うんだけどな。
でも投資は最悪の場合は元本の半分以下になることもあるので、その辺はしっかりと認識しておくことが必要ですね。

金融資産の保有目的

保有目的の第一位は老後の生活資金にあてるというもので66.5%。次が病気や災害への備え63.7%でした(3つまでの複数回答)

目的を持って金融資産を保有している世帯が多い一方で、目的は特にないけれど金融資産を保有していれば安心という方々も一定以上はいるようですね。

H27年金融資産保有の目的

生活設計

老後の生活への不安

老後の生活について心配していると回答した世帯は80.6%で、それほど心配していない世帯が16.8%という結果に。

ある程度の金融資産を保有していたとしても、私は老後の生活は不安ですね。年金はもらえるかわからないというのが一番大きな原因。もらえないのなら、自分で何とかするしかないですから。

この調査でも心配であるとした世帯は、その理由の上位については下記の内容(複数回答)。

  • 年金や保険が十分ではない72.5%
  • 十分な金融資産がない69.5%
  • 現在の生活にゆとりがなく老後の準備をしていないから41.4%

年金についての考え方

年金については、日常生活費をまかなうのが困難と回答した世帯が47.3%もあったのに対して、ゆとりはないが、日常生活費はまかなえると回答した世帯が46.5%ありました。

これは現役時代の働き方(自営業、厚生年金)による差でしょうか。国民年金だけだと日常生活費は絶対に賄えませんからね。

老後の収入源(3つまでの複数回答)は公的年金が79.6%で、就業による収入が41.3%、企業年金や個人年金が38.7%と続いています。

H27年老後収入

利子所得や配当所得、不動産収入と回答している世帯もありますね。こういった調査は所詮、他人の保有状況ですので参考までに見ておくのがよいのかと思います。

私も一応は投資しているので配当所得を増やして老後の生活費に充てたいです。

最終目標は老後の配当金生活。そのためにもしっかりと目標を持って投資に取り組みたいと思っています。

参考:2015年の家計の金融行動に関する世論調査(2人世帯以上)

総務省統計局より発表されている金融資産調査については下記の記事に書いてあります。

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