経済的な堀(競争における優位性)を持つ企業 – 長期投資でのんびり資産運用

経済的な堀(競争における優位性)を持つ企業

多くの企業を見ていると、不思議なほど利益率の高いビジネスがある一方で利益率の低いビジネスもあります。

どうせ投資するならば儲かっている企業に投資したいと思っています。そして投資する前には同業種内で比較するようにしています。

例えば利益率の高い医薬品メーカーと薄利多売である小売業と比較しても意味がありませんからね。

同業なのに利益率の高い企業もあれば、低い企業もあります。

両社の違いは何か?

同業他社と比較する時は、この点を考えるようにしています。

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経済的な堀(moat)

これはバフェット関連の本にもよく書かれていますけど、堀を持つ(競争において優位性を持っている)企業は高い利益率を誇っていることが多いです。

こういった他社にはマネできない経済的な堀を持つ企業に適正株価、できれば割安な株価の時に投資することができれば、この投資は成功する確率が高いです。

だけど経済的な堀は未来永劫続くということはほとんど不可能だと思うので、競争上の優位性がまだまだ続くのか、またはそろそろ優位性を失いそうなのかということはチェックしていく必要があります。

経済的な堀を持つ企業

他社にはない強みを持ち、繁栄し続けている企業とはどんな企業でしょうか。

パッと思いつく所では、

  • ブランド力があるために価格決定力がある
  • 特許を持っている
  • 規模が大きく固定費を抑えられるので安い価格で提供できる
  • 乗り換えコストが大きい

他にも色々とあると思います。

こういった特徴を持った企業で構成されるETFがありますから、実際にどんな企業が堀(wide moat)があるのかを知ることができますよ。

wide moat(経済的な優位性)を持つ企業のETF
バフェットが言うところの幅広い堀(wide moat)を持つ企業というのは、他社との競争において優位性を持つ企業のことです。 投資する...

関連記事:wide moat(経済的な優位性)を持つ企業のETF

こういった強みを持つ企業は儲かっていることが多いけれど、いつまでも続くわけではありません。

かつては高い利益率を誇っていた新聞ですが、インターネットが発達している今では昔のような深い堀(競争上の優位性)はありません。

経済的な堀を持たない企業

堀を持たない事業の特徴としては、差別化できない商品を扱っていることでしょうか。

こういった事業では他社との差別化がしにくいために、価格競争に巻き込まれる可能性が非常に高いので利益率も低いです。

ここで儲かる企業になるためには、規模が大きくコストを下げることができる(固定費の削減)事が必要になります。

経済的な堀が無くなる時

一時的には経済的な堀を持っていて繁栄していたとしても、技術革新などで事業の優位性が失われてきた企業もいくつもありますから、常に投資先の企業の堀は健在であるかどうかをチェックしなければいけません。

経済的な堀がなくなってしまったことで有名なのはコダックです。

ピーター・リンチの本でも出てきます。

デジカメが誕生するまでは、フィルム写真で莫大な利益をあげていたそうですよ。だけど今では技術革新により経済的な堀は全くなくなってしまっています。

一方で私の投資先であるクレジットカード業界のVISAは現時点では高い利益率を誇っています。

これは経済的な堀がある証拠だと思います。

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関連記事:VISAの企業分析

これが未来永劫続くかと言えば、ノーかもしれない。

ビットコインなどはVISAなどの決済関連企業の脅威になるというニュースを見ますからね。

いずれにしても大事なのは、

  • 堀を持つ企業に投資する
  • 堀を持つ企業の優位性が失われていないかを定期的にチェックする

必要があるということです。

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