保有する米国株が長期投資の対象となるかをチェックしてみた – 長期投資でのんびり資産運用

保有する米国株が長期投資の対象となるかをチェックしてみた

MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法を読み直してみて、老後の配当金生活のために投資している企業が長期投資にふさわしいかどうかを簡単に調べてみようと思いました。

長期投資にふさわしいかどうかを簡単にチェックする方法については、〈書評〉MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法の記事にも書きましたが、もう一度書いておきます。

関連記事 〈書評〉MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法

下記の2点を満たしているかどうかを調べる。

  • 営業キャッシュフロー>純利益
  • 営業キャッシュフロー・マージンが15~35%ある会社

※営業キャッシュフロー・マージン=営業CF ÷ 売上高

営業キャッシュフロー・マージンは、収益性について調べることができ、効率よく利益をあげれているかを判別することができます。

あくまでの簡易的な指標だと思うので、実際にはもう少し深く調べた方がよいとは思いますが、ある程度の目安にはなるでしょう。

では、保有株のいくつかについて上記のポイントを満たしているかどうかを調べた結果について書いてみたいと思います。

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長期投資にふさわしい銘柄かどうかを調べてみた

保有株全てを調べるのは大変なので、途中で挫折しました。

ということで気になる保有株についてのみ調べた結果です。

アルトリアグループ(MO)

配当金生活のためのポートフォリオにはタバコ銘柄は外せないと考えています。

営業キャッシュフロー・マージンも20%近くありますし、そもそもアルトリアグループは、設備投資にほとんど費用がかかりませんから、営業キャッシュフローはほぼそのままフリーキャッシュフローになっています。

そして、そのほとんどを株主還元しているという企業なのです。

配当金生活を達成させるための貴重な企業なので、私はアルトリアグループを手放すことはないと思います。

2016年 2015年 2014年 2013年
営業CF>純利益 NG OK NG NG
営業CFマージン  14.73% 22.84% 19.02% 17.88%

フィリップモリス(PM)

フィリップモリスも株主還元に手厚い貴重な企業のひとつです。

営業利益率も高く、かなりの優良企業。

割安になるタイミングがあれば、今後も買い増ししていきたい企業です。
アルトリアグループと同様にフィリップモリスも、手放すことはないと思います。

2016年 2015年 2014年 2013年
営業CF>純利益 OK OK OK OK
営業CFマージン  30.27% 29.35% 26.00% 32.47%

アンハイザーブッシュインベブ(BUD)

100年以上の超長期間でセクター毎の株式投資のリターンを見てみると、タバコと酒のセクターのリターンは非常に高いことがわかります。

関連記事 長期間にわたる資産運用でのパフォーマンス

アンハイザーブッシュインベブも文句なしですね。

2016年 2015年 2014年 2013年
営業CF>純利益 OK OK OK NG
営業CFマージン  22.21% 32.28% 30.05% 32.10%

IBM

業績不振が続いているIBMですが、2つの基準は満たしています。

バフェットが一部売却をしたことで、さらに注目されていますが、とりあえずは保有継続しています。

ワトソンもやっと戦力になりつつあるのかなとも思いますし、今の配当利回りはかなり魅力的です。

2016年 2015年 2014年 2013年
営業CF>純利益 OK OK OK OK
営業CFマージン 21.22%  20.81% 18.18% 17.78%

ジョンソン&ジョンソン(JNJ)

米国を代表する優良企業のジョンソン&ジョンソンはどうだったかというと、やはりどちらの基準も満たしています。

私にとっては、安心して長期保有できる貴重な企業です。

2016年 2015年 2014年 2013年
営業CF>純利益  OK OK OK OK
営業CFマージン  26.11% 27.93% 25.17% 24.42%

プロクター&ギャンブル(PG)

2016年6月末の業績で、P&Gも基準を十分に満たしていました。

しかも2013年から年を追うごとに営業キャッシュフロー・マージンが改善されています。

ブランドの数を絞り、収益力のあるものへと集約を進めている成果が徐々に出てきているのだと思います。

P&Gも株価の大きな上昇は期待していないけれども、安心して長期保有できる貴重な銘柄であることに変わりありません。

2016年 2015年 2014年 2013年
営業CF>純利益  OK OK OK OK
営業CFマージン  23.64% 20.65% 18.76% 18.56%

コルゲート・パルモリブ(CL)

P&Gなどと同様に生活必需品を取り扱うコルゲートですが、2つの基準は満たしています。

日本ではコルゲートの製品はあまり馴染みがないけれども、新興国ではコルゲートの歯磨き粉のシェアは凄いのです。

コルゲートは投資家から高く評価されていると思うので、当面は買い増しの予定はないけれども、割安になったタイミングでは追加投資したい企業のひとつです。

2016年 2015年 2014年 2013年
営業CF>純利益 OK OK OK OK
営業CFマージン 20.67% 18.39% 19.09% 18.39%

ユニリーバ(UL)

ユニリーバも生活必需品を取り扱う企業ですが、営業キャッシュフロー・マージンがP&Gやコルゲートに比べて低いです。

ユニリーバの製品も先進国よりも新興市場での売り上げが多いですから、今後も少しずつでも伸びていくと思われます。

今年はクラフト・ハインツによる買収騒動(結局は買収提案は撤回された)があったために、株価もかなり騰がってしまいましたので、当面は買い増しの予定はないです。

2016年 2015年 2014年 2013年
営業CF>純利益 OK OK OK OK
営業CFマージン 13.37% 13.76% 11.44& 12.64%

エクソンモービル(XOM)

原油安で業績もあまりよくありませんが、営業キャッシュフローは純利益よりもかなり多いです。

ただ、2016年の業績では営業キャッシュフロー・マージンが10.10%となり、目安である15%に届きませんでした。

エネルギーセクターはエクソンモービル以外にもBPなども保有していますが、エクソンモービルだけでもよいかなという気がします。

2016年 2015年 2014年 2013年
営業CF>純利益 OK OK OK OK
営業CFマージン 10.10% 11.69% 11.45% 10.67%

ギリアドサイエンシズ(GILD)

C型肝炎治療薬が発売から1年未満でブロックバスターとなり、一躍人気企業となったギリアドサイエンシズですが、ここのところ患者数の減少と薬価の低下により、一時期に比べ業績が低迷しています。

今年度もさらにC型肝炎治療薬の売り上げは減ると予想されており、株価も冴えません。

2016年 2015年 2014年 2013年
営業CF>純利益 OK OK  OK OK
営業CFマージン  54.85% 62.28% 51.50% 27.72%

まとめ

米国株を中心とした外国株への投資は、老後の配当金生活を目指すためのポートフォリオなので、長期投資を前提にしています。

MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法によると、長期投資の恩恵を受けるためには、健全な投資対象を選ぶことが必要とのこと

保有株が健全な投資対象であるかどうかを簡易的にチェックしてみた結果、全くダメだと思う企業は特になかったので一安心。

保有株全てをチェックしたわけではないので、時間があるときに全て調べてみたいとは思います。

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